ギトンの秘密部屋だぞぉ

創作小説/日記/過去記事はクラシック音楽

その後の「ぼく」 Der "ich" in der Prosa heutzutage.

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 こんばんは。

 おかげさまで、作中「ぼく」にも「マサヤ」だなんて、それっぽい名前がついて、いっちょまえにホモセックスなんかしちゃって、申し分ない今日この頃でございます。
 それでも、彼の「トンデモ」発言は相変らずで、さいきんは、↓こんなのがありました。

 「そういうのに付き合ってくれる人は、男にも女にもいないのが残念だ。」

 まるで、ぼくは異性とだって人並みにやってますよ、と言わんばかり。そうなんでしょうけど。

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 でも、小説のプロットとしては、想定された範囲です:“ディープキスを1時間でも2時間でも、ずーっとしたいんだ”――という「ぼく」の発言は。そういう男の子として造形してますから。

 ただ、それに付き合う人が「男にも女にもいない。」というのは、ぼくの知るところでは事実と違います。ディープキスがセックスより好きだという人は、たしかにいます。手の届く人ではありませんでしたが、初めて会った時に1時間以上、ディープだけをしてた相手がいました(いま思い出しました)。二人ともシャワーを浴びて、裸かでベッドの上にいるのにです。ですから、「ぼく」の認識は誤りです。しかし、「ぼく」のキャラとしてはそれでよいので、この発言は想定内でした。

 さて、このまま“ゲイ小説”になるのかというと、ぜんぜん違います。じつは、小説の最後の回が、あらましできあがりました。なので、この小説は《完結》保証付きになりました。

 でも、そこへつなげる過程が、なかなか複雑で、書くのに骨が折れそうです。やっぱり、チャンバラもロマンスもあったほうがいい、なんて欲張ってますが。。。 チャンバラ? そう、チャンバラが出てくるんです。うまくいけば、一風変わった剣戟(けんげき)をお目にかけられそうです。妄想を育てるには、場所の取材も必要……ということで、行ってくるのに少し時間がかかります。取材場所って、もちろんゲイタウンなんかではありませんよw

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  Elie Grekoff (1914–1985): Tiresias Jouhandeau, figure XII.