ギトンの秘密部屋だぞぉ

創作小説/日記/過去記事はクラシック音楽

ふしぎな感覚‥


誰にも知られたくないような
誰にでも知られたいような‥‥
ちょっとふしぎな感覚...




わかってしまうんですよね‥‥

ひとりなら分からないけど


ふたりで歩いていると‥


とくに、自分もゲイの人にはきっと分かってしまう…


あれはゲイカップルだな
って


きっとぼくらもそう思われていたんだ‥つきあっていたときはね


そういえば、最初に会った日から

彼の姿が見えなくなって探していると

「お連れさん、あっちにいるよ」って声かけてくれる人がいた‥


その後は声をかけられなくなったけど

それは
見てわかるようになってしまったためだろうか‥



温かい目や冷たい目


どんな目で見られていたのだろう‥

Vivaldi Concerto 'Grosso Mogul' RV 208 3 3 Allegro Viktoria Mullova Canaletto - YouTube in D major★
ヴィヴァルディ「協奏曲“ムガール大帝”」RV208 第3楽章 アレグロ
ヴィクトリア・ムッローヴァ(ヴァイオリン)

何も知らないふつうの人たちは、意外に温かいんだ。

激しく揺れる山越えバスの座席で、寝てしまった彼をずっと抱きかかえていたときも

好奇の目で見る人などはいなかった。。




つぎにいっしょに歩く人とは、どんなふうに見られるだろう
電車の中で他人の♂♂カップルを眺めながら思った。。。


★ビデオに映し出されているのは、ヴェネチア政庁(ドゥカーレ宮殿)前の船着場を描いたイタリアの風景画家カナレットの作品。ひしめく沢山のゴンドラと立ち働く人々を見ていると、なにか温かいものを感じませんか?