ギトンの秘密部屋だぞぉ

創作小説/日記/過去記事はクラシック音楽

はるかなみぃちを〜

.
歴史的第1号は、これなんだな〜ww

正確に言うと“鉄道関連”なのかどうか分からない‥雪明りの道かもしれないですからね?
まあ、とりあえず↓↓
銀色の道 ザ・ピーナッツ - YouTube
「銀色の道」(1966年)
塚田茂作詞・宮川泰作曲




ギトンがザ・ピーナッツなんか出すなって言わないでくださいね?w
きょうはもっと出ますよ‥ひばりさんは恐れ多いからやめときますけどねwww

この唄の後日談ですけど、ウィキペディアから少し引用しますと:

作曲者の宮川は後年、小学生の一時期在住した北海道紋別市鴻之舞鉱山(1973年閉山)で、土木技術者の父親が建設に携わった専用軌道「鴻紋軌道」のレール跡の水たまりに月の光が映る姿を見て、「これこそ銀色の道だと確信した」という。
また同時に、「この歌詞を彼(作詞家・塚田茂氏)から渡されたとき、どことなく懐かしさを覚えました。"遠い遠い遙かな道は冬の嵐が吹いているが谷間の春は花が咲いている──"。少年期を過ごした鴻之舞に重なる内容です。‥‥父が亡くなり、その後、何度か紋別を訪れて、父の無念の思いや自分の望郷の念が重なりあって自分自身、この曲の原点が鴻之舞にあると確信するようになったのです。」と言及している

みながひとつの方向を向いて齷齪と力を振り絞っている時代があったんですね?
そんな時代は、そう長くは続くものではないのでしょうけれど‥

あとから振り返ってみれば、そこに希望も悲しみも、すべての思いが凝縮された“耀く一滴”がある‥‥

この時代に続くのが、70年代のフォークソングでしょうか‥

YouTube(1973年)
作詞・作曲:財津和夫 編曲:チューリップ

“鉄道”や“汽車”は、旅、別れ、郷愁‥といった演歌おなじみのテーマに繋がりやすいと思うのですが‥
意外なことに、この“鉄道エレジー”の結びつきが定着したのは、ようやく70年代に入ってからではないかと思います:☆(注) 思いつくままに挙げても、「夜汽車のブルース」(1970),「花嫁は夜汽車に乗って」(1971),「夜汽車の女」(1972),「夜汽車は南へ」(1977)

YouTube
石川さゆり津軽海峡·冬景色」(1977年)
作詞:阿久悠 作曲・編曲:三木たかし

じつは‥ギトンは演歌を聞くとゲラゲラ笑い出しちゃうヒトなんですよね‥(汗)
↑これも、“…泣いていました。”ってとこで吹きましたw …さゆりちゃんゴメンネ

だって可笑しいじゃないですか、ヒトゴトみたいに、「泣いていました」だなんて。そのあとの“アアアグァ〜〜”は泣き声なんですかね??ww


しかし‥
新たな展開は、私たちが日ごろ見馴れた電車や汽車ではなくて、もっと遠い“周縁部”から始まりました:

YouTube
作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一、編曲:萩田光雄

太田裕美さん、じつはあんまり好きじゃないんですが‥(笑)
↑ギトンも、この唄はいいと思いますよw

シベリア鉄道といえば、↓↓こっちのほうがなつかしく感じる人もいるでしょうね?

走れ、シベリア鉄道(フル編成) - YouTube
「走れ!シベリア鉄道」(MIDI)
作曲:平島勉

今回ヨウツベを探してみましたが、「走れシベリア鉄道」は、ピアノ伴奏だけ録音したものしか見当たりませんでした。ただの小学生用の笛の練習曲だと思われているのでしょうか‥
でも、これはいい曲だと思いますよ

ともかく、80年代以降は、いろいろな“鉄道関連”が出てくるんですねえ‥

THE BLUE HEARTS TRAIN TRAIN - YouTube
THE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」(1988年)
作詞・作曲 真島昌利 編曲 THE BLUE HEARTS
「TRAIN-TRAIN」(トレイン・トレイン)は、日本のロックバンド THE BLUE HEARTS のシングル、1988年リリースされた。学園ドラマ『はいすくーる落書』の主題歌に起用された。

YouTube
ZOO「Choo Choo TRAIN」(1991年)
作詞:佐藤ありす 作曲:中西圭三 編曲:岩崎文紀
Choo Choo TRAIN」(チュー チュー トレイン)は日本の音楽グループ ZOO のシングル、1991年リリースされた。「チュー チュー」は、英語で蒸気機関車の音を表現する擬音。JR東日本「JR Ski Ski」(1991-1992)のCMソングに起用された。

 ‥どーでもいいけど、↑この女性ヴォーカルは音痴ですねw



ここで、ヨーロッパにも目を向けてみましょう‥



YouTube
Written by Ralf Hütter and Florian Schneider (1977)
クラフトワー­ク「ヨーロッパ特急(トランス・ヨーロッパ・エクスプレス)」(1977年)
“トランス・オイローパ・エクスプレス‥”とドイツ語でつぶやく人声が何度も現れます

TEE(トランス・ヨーロッパ・エクスプレス)は、西ヨーロッパで走っていた一等車専用の国際列車の規格です。
クラフトワーク(ドイツ語では“クラフトヴェルク”)は、デュッセルドルフ電子音楽バンドで、↑ごらんのとおり、このライヴでは4台のシンセサイザーと、電子装飾した人間の声で“演奏”しています

‥しかし、どうも、聞いてもすぐにはピンと来ない音楽なんですね。。
じっさいのTEEは、背景の映像でも分かるように、ヨーロッパのイナカの風景を走ったりして‥ケッコウのどかな観光列車で、あんまり未来っぽいエレクトリックな感じじゃないんですよ
そもそも、一等車なんて、ぼくらがヨーロッパに行っても乗ることはありませんし、TEEでない安い国際列車ならいくらでも走ってますからね‥そっちのほうが、パンクの兄ちゃんやら、酔っ払いの高校生やら、1日10ドル・トラベラーやら‥‥おもしろい出会いがいろいろとありますしね。。。

というわけで、感性にスイッと入ってくる曲ではないので、ちょっと“分析”しますとw…
前回聴いた「パシフィック231」までは、
それこそSLの動きや鉄道そのものと、音楽とが、直接つながっている感じでした。

しかし、このクラフトワークの曲は、‥たしかにシンセサイザーで鉄道の走行音を再現しているのですが‥現実のTEEと直接つながっている感じではありません‥

それは、太田裕美さんのシベリア鉄道や、この時期以降の日本の鉄道関連ミュージックにもいえることでして
いわば‥われわれの頭脳や感性を介して、鉄道とミュージックが繋がっているのですね??

そのように考えてみれば、
「ヨーロッパ特急」は、TEEのような最高級列車のネットワークによって繋げられた現代ヨーロッパ社会のイメージを表現しているように思います
そして、その“未来的”なイメージに酔うというよりも‥むしろ、何か新奇なもの、うさんくさいものとして、批判的に見ているのだと思います:
‥ヨーロッパに昔からある田園風景や伝統的な良いものを根こそぎ払拭してしまい、のっぺらぼうなコンクリートのハイウェイと、電子化された無機質なシステムだけが支配する世界‥‥そのようなペシミスティックな未来像を提示しているように思われるのです‥


さて、鉄道関連と“未来”ということで言えば
日本では、どうしても忘れるわけにはいかない音楽と映画がありますね??

YouTube
『Brave Love 〜Galaxy Express 999』(ブレイヴ・ラヴ 〜ギャラクシー・エクスプレス・スリーナイン)は、1998年に発売されたTHE ALFEE のシングル。東映アニメ映画『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』主題歌。

アルフィーのライブ映像はヨウツベにいろいろ出ていましたが、やはりアニメを見ながら聴きたいので、↑こちらにしました。
広告が出てウルサイかもしれませんが、申し訳ありません‥

これを見たら、1979年のゴダイゴのヴァージョンも聴き比べておきたいものです:

YouTube
作詞:奈良橋陽子(英語詞)山川啓介(日本語詞)
作曲:タケカワユキヒデ 編曲:ミッキー吉野
銀河鉄道999」(ぎんがてつどうスリーナイン)は1979年7月にゴダイゴがリリースしたシングルである。映画版『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999) 』(東映)主題歌。


なんといってもロングランなシリーズですから、人それぞれに感慨があったりなかったりするでしょうが‥
アニメと結びついたいろいろなできごとのほうを思い出す人もいるかもしれません
ギトンもむしろ、そっちのほうです‥

なので、ここは個人的なことがらに深入りするのはやめて

もっと最近の鉄道関連として
↓↓↓こんなのを出しておきたいと思います

YouTube
『トレイン』は、ケツメイシのシングル。2007年に発売された。




“夢”とか“幸せ”とか言われて素直に信じる気にはならないギトンのひねくれた感性には
↑この歌詞は、ちょっとこころよいかも‥なんですねw


さて、今夜も、シメはやはりジャズナンバーで おごそかにw

Duke Ellington and his Orchestra - Take The A Train (1962) [official video] - YouTube
Jazz Festival Vol 2., DVD released by Storyville Records
A列車で行こう」(Take the 'A' Train) は、ジャズのスタンダード・ナンバーの一つ。1939年にデューク・エリントンが楽団のピアニスト兼作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲をオーダーして作られた。1941年にエリントン楽団の演奏でレコードが発売され大ヒットした。

↑この“Aトレイン”というのは、ニューヨークの地下鉄の路線で、ブルックリン、マンハッタンから、ジャズスポットのあるハーレム地区へ行く路線なのだそうです。
聞いているとウキウキしてくる曲ですが、“Aトレインに乗ってジャズを聞きにおいでよ!”という感じですねv