疾駆するバッハ
寝静まった街の奥深く‥‥
バッハが駆け抜ける‥
そう思えば少しは
すずしくなるでしょうか??
Bach - Cello Suite No.1 i-Prelude - The Silence Before Bach - YouTube
Scene of the movie "The Silence Before Bach"
J.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』第1番ト長調からプレリュード
↑これ、映画の一場面らしいんですけど…(ハダカの写真ではなくて、リンク先のビデオのほうです 笑)
こんな地下鉄があったらいいですよね?
こんばんは!!
このチェロの曲も有名ですが
バッハの時代のチェロは、いまと少し違っていたんだそうです
ギトンはあまりよく知らないんですけど
カラヴァッジョ作『オルフェオ』
←この絵なんかを見ると
弓の形が違うのはよく分かります‥
ルント・ボーゲン(丸弓)と言います
楽器の持ち方も、今のチェロは脚の間に挟みますが、当時はヴァイオリンのように左手で横に支えていたとやら‥
いまのチェロは、ヴァイオリンと同じく弦が4本ですが、
バロック以前は弦5本のチェロもありました。
それでは、5弦の“バロック・チェロ”による演奏で、第6番:
Bach Cello Suite No. 6 BWV 1012: Gavotte; William Skeen, baroque cello - YouTube
The Gavotte from J.S. Bach's suite No. 6 for baroque cello, BWV 1012, performed by William Skeen on an original five-string baroque cello.
J.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』第6番からガヴォット
ウィリアム・スキーン(5弦バロック・チェロ)
いかがですか?
弓が違うせいでしょうか‥なんだか酔っ払ったようなw‥味わいのある音が出ますね
このさい、もっと古い曲を聴いてみましょうかw
YouTube
Domenico Gabrielli (1651-†1690)
Work: Canon for Two Violoncellos in G major
Performer: Anner Bylsma: Violoncello, Dijck Koster: Violoncello
ドメニコ・ガブリエッリ『2台のチェロのためのカノン』ト長調
アンナー・ビルスマ、ディク・コスター(チェロ)
いまのチェロと違って輝かない音ですが、聴いていると落ち着きます…
バッハ以前のチェロ曲は、アンナー・ビルスマが『17世紀のチェロ(The Violoncello in the 17th Century)』というCDを出してから注目されるようになりました。
ギトンも、このCDを聴いてノメリ込んだほうですw
次の作曲家は、バッハとほぼ同時代ですが、古いチェロ曲の雰囲気を受け継いでいます:
Giuseppe Maria Jacchini-Sonata B flat major Op. 1 Nº 7 - YouTube
Giuseppe Maria Jacchini (c.1670-1727)
Sonata B flat major Op. 1 Nº 7
Anner Bylsma-Cello. Bob van Asperen-Organ.
ジュセッペ・マリア・ヤッキーニ『ソナタ』作品1の7、変ロ長調
アンナー・ビルスマ(チェロ)
ボブ・ファン・アスペレン(オルガン)
今夜は、このへんにしておきましょうか‥
バロックのチェロ曲は、まだまだリンクを集めてあるので、また後日、つづきを…