ギトンの秘密部屋だぞぉ

創作小説/日記/過去記事はクラシック音楽

タチの尻も借りたい…

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ネコの手を借りてもまだ足りぬときは、↑そう言う‥‥‥
‥言うわけないか。。。
(^.^;

J.S. Bach -Toccata & Fugue in D-minor - Stephanuskerk Hasselt - YouTube
De grote Toccata & Fugue van Joh. Seb.
Bach in D-minor (BWV 565), uitgevoerd door Gert van Hoef in Stephanuskerk te Hasselt.
J.S.バッハ『トッカータとフーガ、ニ短調』BWV565.
ゲルト・ファン・フーフ(オルガン)
ステファン教会、ハッセルト(オランダ)
2013年。

オルガン(
ただ“オルガン”と云えば、パイプオルガンのこと)を弾くには両手両足を使います:
じつは、両手両足でも足りない‥
手と足の鍵盤を弾く以外に、脇にある音栓を操作しなければなりません…

このオルガンは音栓が20本以上‥
3人がかりで弾いています

ところで、この曲‥
どこかで聞いたことがあるでしょ?


きょうは、バッハの有名な『トッカータとフーガ』を
いろんな楽器で聴いてみたいと思います^^

そのまえに‥
↓ちょっと、これ見てください↓↓






また、やっちゃいました‥こんどは「バロック」で一番ですと(汗)
バロック」とはまた、おおきく出たもんですねえ。。

バロック特集‥なんてできるわけねえだろがッ‥‥(>//<)


というわけで
見るからに‥いや、聴くからに“バロック”でござい‥いかにも“バロック”然としてるわりに、恥しいくらい有名なこの曲の“聞き比べ”をしてみるわけであります…

そこで、ブログのスペースも限られていることなので

オーケストラ・ヴァージョンのようなありふれたのは飛ばして
↓いきなり、これです!
Foot Piano ~ Toccata & Fugue in D minor ~ Bach - YouTube
Starring Melodye & Robert
The Big Piano Dance Show
FAO Schwarz, NYC
メロディエとロベルト(足ピアノ)
FAOシュヴァルツ、ニューヨーク市

↑このくらいで驚くのは早いw
↓こんなのもあります

Glass harp-Toccata and fugue in D minor-Bach-BWV 565 - YouTube
Toccata and fugue in D minor by J. S. Bach played on glass harp (musical glasses) by Robert Tiso
Recorded and mixed at Blocco A, (PD) Italy
by Giulio Ragno Favero and Giovanni Ferliga.
トッカータとフーガ、ニ短調』BWV565.
ロバート・ティソ(グラス・ハープ)

‥いやいや‥われわれも毛唐ごときに負けちゃぁいられません

Toccata and Fugue in D minor on Tsugaru Shamisen j.s. Bach - YouTube
Toccata and Fugue in D minor on Tsugaru Shamisen j.s. Bach Kevin Kmetz an American Shamisen master and original member of the J.S. Bach Experience (A Rock Tribute to Bach) plays one of his all time favorites Toccata and fugue in d minor.
トッカータとフーガ、ニ短調』BWV565.
ケヴィン・メッツ(津軽三味線)

しかし‥この方はアメリカ人ですねえ‥
アメリカ人が津軽三味線を習得してバッハを弾いているというのに‥
(>.<)

日本人の三味線弾きからも、バッハ、ベートーヴェンモーツァルトを自在に弾きこなす人が出てほしいものです。。。


さて、これまでは、楽器をいろいろに変えてみた‥というだけで
曲自体はバッハの楽譜のままでした

しかし、楽器によっては、オルガン用の曲のままでは、うまく弾けないものもあります。。

↓そこで、おつぎは、金管アンサンブル
canadian brass - toccata and fugue in d minor - J. S. Bach - YouTube
canadian brass - toccata and fugue in d minor - J. S. Bach
Brass Quintet
トッカータとフーガ、ニ短調』BWV565.
カナダの金管クインテット

微妙なリズムや装飾音など、ふつうに吹いてりゃ、どうしたってラッパに合ったリズムになってしまいます

これが、エレキギターとなると
もう、曲そのものが変身してしまわざるを得ないでしょうねw

Youtube に出ていた中から、ギトンの独断と偏見でヘビメタを3つ選んでみました:


Bach Toccata and Fugue Guitar - YouTube
トッカータとフーガ、ニ短調
Satoshi Nozaki, 2013.4.4.

Dan Mumm - Toccata And Fugue in D minor - J.S. Bach - Classical Metal Guitar - YouTube
Dan Mumm - Toccata And Fugue in D minor - J.S. Bach - Classical Metal Guitar
トッカータとフーガ、ニ短調
ダン・ムム

Toccata By The Trans-Siberian Orchestra - YouTube
Toccata By The Trans-Siberian Orchestra
Title says it all this is off their night castle CD.
トッカータニ短調
トランス・シベリアン・オーケストラ


最初のは日本人ですが、馴れたアレンジという感じがします。
2番目は、アメリカかヨーロッパのインディーズのようです。一見すると、原曲とはまるで違うように見えますが

よく聴くと、むしろ原曲にある音符を落とさないように、たいへん注意深く移しているのが分かります。
3番目は、“トランス・シベリアン・オーケストラ”というロックグループのカヴァー。グループのCDにはまだ収録されていないようです。

3つのヘビメタ・バッハの中で
どれが気に入りましたか?

ギトンは、どれもまだ甲乙つけがたいです。繰り返し聞くたびに、新しい発見があります。。。

しかし、こうしてみると

バッハをロックにアレンジするのは、思いのままに自由にできるような気がしますが
どうにでもなるだけに、かえって編曲者のセンスが問われるように思います。

薄っぺらい編曲は、一度聞いただけで分かってしまう‥w
そこが、バッハの凄さなのではないでしょうか?


ところで‥バッハをロックにすると、何になりますか??

バロックです
(^^;d